金カム29巻感想。
※印象薄くて忘れてた29巻
みなさん、こんにちは。
誤字脱字が多すぎるカシスです。漢字変換がうんこですみません。
自分で感想文読み返しててふぅ~と力が抜けます。元気があれば訂正しますがしないかもしれません。
↑命かけて体傷ついてまでも探したものが見つかったのに…
さて、29巻ですが4月中旬ごろに発売だった気がします。
本屋さんで買ったんですが最近の新刊におまけがつかないんですね。以前は白石のハガキとか白石のハガキとか尾形とか谷垣とかのブックカバーとか貰えたのにね。実写映画化と言う誰が得するんだ情報よりも、おまけつけたほうが売れるんじゃないのかね。知らんけど。
29巻の表紙は鯉登少尉です。29巻では彼は活躍しないのに?まあ、アイドル扱いかな。はは。
281話から290話収録。冒頭に前巻のおさらいとしてアイヌの金塊の始まりから今までを描いてくれてるんですが、どうも理解できない。何度読んでもキムシプはどこから?ウイルクはどこからだっけ?なんで関わってるの?と混乱します。スッと頭に入ってこない。
まあ理解しなくても話は進むのでいいんですけど。
各話の内容は過去に書いたけどおさらい。
五稜郭で師団連中を迎え撃つために堡塁作ったり、金塊の目星をつけた個所を掘ったり、見つけたとおもたら土地権利書… しかし権利書で使われたのは金塊の半分。残りの使われていない金塊がどこかにある。で、門倉の刺青が役に立って井戸の中で見つけた金塊。
この時に杉元さんは両手に砂金を掴んでポケットに入れたわけだね。
やっと見つけたが艦砲射撃が始まり師団が攻め込んできた。戦争開始だ。
一旦井戸は埋めて戦いへ。
・・・。まあその 皆で右往左往して推理して賑やか師のシライシがあたふたするけど面白くないし…若き土方の五稜郭での最後はアイヌとの深いかかわりがあったっていう「え?」な創作もあり(幕末ファンはどう思うんだろう)…(アイヌの服が似合わないトシさん)
何といっても鶴見の猛々しい演説にケシの花園の上を飛んでいる見開き…我々は何を見せられているのか…。
大人気者の尾形の登場はチラッだけです。とりあえず出しとけっていう感じ。
正直言うと
連載中から、五稜郭に着いてからのお話はもひとつやなあとちょっと退屈でした。ここら辺の話はもうちょい省略したほうがテンポよく読めたんじゃ…師団との戦いもなあ
↑今となっては再会があんなのになるとはな。酷いよな。
・・・。なんというか…今まで20何巻かけて探し求めてきた金塊が見つかった重要な巻なんだけど、あんまし重要な感じがしないんですね。もっと歓喜したり気が変になったりするのかと思いきや皆すごく冷静なんですよ。シライシはそもそも金塊目的で杉元側についていたので、わちゃわちゃしてますけど、普通はそういう反応なんすよ。
金塊はすぐ埋めて淡々と戦争へ行くみんな。
淡々と進んでいくのですよ。頭の切り替えすさまじいな。明治の人ってこんなんなの?
29巻は一回読んだだけで放置しました。
感想文書くために久しぶりにページめくりました。
まあ、悪く言えば地味、よく言えば戦争への前夜祭。序章というか。
加筆部分はところどころあります。
鶴見のところが多いかな。ケシの畑は草。
昔何かで読んだことがあるんですが、ヒーローものを作るうえで悪役って必ず出てきますよね。主人公は当たり障りのないノーマルな雰囲気に対し悪役は外見良くカリスマ性があって強く描かれる。
なんなら主人公よりも魅力的に描かれることもある。
主人公よりも敵キャラがカッコよすぎで印象深く残っている場合がある。
悪役をうまく描くことで物語性が上がる…とかだったかな。
金カムも主人公の杉元はカッコよいけど当たり障りのないポジションで鶴見や尾形はアンチヒーローで映えるように描かれる。杉元よりも深い過去があったり時間を割いて描かれている。
洋画とかゲームとか見てると敵役のほうが魅力的だし惹かれます。
金カムでだれを一番好きになったか、それは主人公の杉元さんでした。(変態だらけの中でよくやってるから)でも回を追うごとにだんだん尾形に傾いてしまった。あの父と弟との過去編を見たらね…ぐらっとくるよね。
話それた。書くネタがない。ということでこれにて。
杉さんこそ聖人でしょ。りぱよりも。金塊を梅ちゃんの分だけ取って自分のは無しだなんて。
そんな人いるわけないじゃないか…(´;ω;`)ウッ…杉さんの幸せってなんだろう。
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