金カム168話感想。
猛吹雪の中、光り輝く灯台を見つけた杉元一行。
その先へ進んでいく…。
※ネタバレ感想です。
今週号読んで改めて思います…月島軍曹、通訳と子守り、お疲れ様です…。
月島軍曹が照らした灯台の光に導かれて杉元、谷垣、チカパシ、リュウ含むそり犬たちは命からがら灯台の元へたどり着いた…。目の前にはぬくぬくとロシアの茶菓子をほおばる鯉登少尉…おまえ…。冷たくなった体を温めるにはロシアの窯の上が良いとかで団子になって温まる杉元一行…それを見て虫みたい、と鯉登。おまえ…
暖を取るためそりを壊したためそりを新たに作ってくれたヘンケじいさん。ごめんよと謝る杉元さん。やさしい。間違った道を正しく行こうとしていたリュウにも謝る杉元さん。やさしい。と、そこで鯉登少尉が凍てついたトンカチを素手で掴んでしまい金属が皮膚にくっついてしまった。軍曹は誰か小便をかけてやれ、と命令。谷垣か?…いえいえ、杉元さんが俺、出るぜ、と準備。今週の名(迷?)場面です。
ネットの皆さんの感想見るとこのシーンのネタを作者さんが前に書いていたそうで…
元ネタは「花の慶次」っていう漫画です。昔私も読んだことあるんですがお話は殆ど忘れました…この尿をかけるシーンも覚えてないなあ…。のどを潤すために誰かが腕かどこかを切って自分の血を飲ませるシーンは覚えてるんですけど…
おしっこ出すときに「ごっしごっし」という擬音と動作は果たして要るのか…漫画的には要るんでしょうな。知らんけど。知ったこっちゃあねえけど。男性諸君はどうお思いかな。
(花の慶次では瀕死の重傷を負った者の傷口が汚れてこのままでは破傷風にかかる恐れがあるため慶次が小便をかけ洗い流し治療を施したしたとか…wiki先生に書いてあったぞ)
逃げる鯉登少尉。追う杉元。なんかこう…目がらんらんとして楽しそうですね。杉元さん、やさしいけどなんか違う。結局あったかい窯の近くでトンカチから手が離れた鯉登少尉。
そうこうしてたらロシアの灯台守夫婦からもてなしが。おいしそうなロシアの家庭料理だ。
普段は夫婦だけだから大勢の人と食卓を囲めて嬉しいとご夫婦。
…本当は娘と3人家族なんだとさびしそうに話しだす。
日露戦争前、ロシア兵が一人逃れてきて夫婦の元へ来たが娘を連れどこかへ行ってしまった。ロシア軍に尋ねてもなしのつぶて。消息は分からない。
ロシア軍は日本軍が来る前に灯台を壊せと爆発物を渡したがおじいさんは壊さなかった。
やがて戦争がはじまり日本兵がやってくる。すんなり明け渡した。近くに新しい灯台が出来てこの灯台が用無しになっても、この灯台を守ることで娘がまた帰ってくることを願って…。
この話を月島軍曹は悲しそうに訳す。軍曹の過去話が思い出されるね…(えご草ちゃん…)
みんなこの話を聞いて悲しくなっているがその中でもエノノカちゃんの泣き顔ったら。
杉元は言う。世話になったからお返しをしたい、その娘さんの写真をくれ、捜そう。と。
出発の日、夫婦に感謝と別れを済ます。どうか、娘を捜し出してほしいとせがむお母さん。
軍曹はいぶかしげだ。杉元は、本来の目的とは違う用事だがお返ししないと、と。やさしい。
娘さんの写真が入ってた写真盾に俺の写真を入れておいたからもしもアシリパさんと出会ったら俺は生きているぜと伝えてほしい。
そう伝えて出発した一行。
夫婦はその写真盾を見る。
「・・・・・・・。」
杉元が変顔で両手で何かを鷲塚む動作をしている写真。
ご夫婦の顔が何とも言えません・・・。
以上が今週のゴールデンカムイです。たぶん。間違っていたらごめんなさい。
薄い本界隈では今回の慶次ネタは大いに広まることでしょう…知らんけど。
いやあ、良かった。今回は。皆で食卓囲んで暖かい食事するシーンは良いですね!ほっこり。子供もいて大人もいて。異国人もいて。
昔なんかの番組で中国の水餃子は(白い生地の中に肉類や野菜を詰めたもの)シルクロードを伝って色々な国に広まっていると調べたことがあって、ロシアの一部の地域でも水餃子に似たものがあって美味しいそうです。なんの番組だったか忘れたけど面白かったなあ。
餃子…日本では焼き餃子ですが中国では水餃子が一般的らしい。あったかいやつ。
ゴールデンカムイはおいしい食べ物が良く出てくるので困りますね!
ピロシキ会で書きましたが昔私が食べたロシア料理はなんだったんだろう…まだ思い出せない笑
ではまた!
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