修羅場か…金カム186話感想。
※ネタバレ、うろ覚え、絵は私のイメージです。
今年になってこのサイトでまだご挨拶してなかった…!
新年あけましておめでとうございます!遅いですねごめんなさい。
昨年このサイトをこっそり立ち上げて好きなものを自由に描いて一人ほくそ笑んでたんですが…少しずつ見てもらえるようになって嬉しい限りです。ありがとうございます。
今年も自由気ままに描いていきますんでどうぞよろしくお願いします。
では、今年最初のヤンジャン最新号から…ゴールデンカムイ186話の感想です。
先週号で尾形はアシリパから暗号解読を教えてもらおうとしますが失敗します。
キロランケニシパがいない場所でなぜ聞き出そうとするんだとアシリパに言われたから。
そうこうしてたら銃声がして双眼鏡であたりを見たら杉元の姿が見えた。
…
銃を構え、見据える尾形。しかし雪と氷で視界が悪くなり見えなくなった。
もし見えてたら杉元を撃ってたんだろうか。自分の居場所知らせるもんだしなあ。
そのころ杉元、白石、リュウは流氷の上を走っていた。この雪と風があるうちにアイツに近づけるのは今だ!しかし足元の氷が割れて離れ小島のように3人は氷に乗って流されてしまう。・・・・どこに着くのやら。
キロランケは銃声が気になるから調べてくるとソフィアに言い残し去っていく。
一人残ったソフィアはアシリパ!と呼ぶも返事はない。
アシリパはソフィアの声に反応し、戻ろうとするが…尾形がこう言って引き留める。
「網走監獄で杉元とのっぺらぼうが撃たれたときキロランケがどこかに合図していた」
動きが止まるアシリパ。
「来い、アシリパ」
アシリパの手を掴む尾形。
この人です…お巡りさん……じけん…流氷で怪しすぎる傷顔の男が!少女に何が!!火サス!でで、でーでーん!
…どーこーに行くというのだね?クラリース!某ロ〇コン伯爵思い出しますね。いや、違う、尾形はロリじゃない。(2回目)
立派な連れ去りじゃないか…尾形よ…
アシリパは聞く。
「キロランケニシパが合図?どうして?何のために?」
アシリパがのっぺらぼうが父親と確認したら合図を出して誰かに狙撃させた。
金塊の用途で揉めていたんだろう。
「なんで黙ってた?」
お前が暗号を思い出すまでキロランケの協力が必要だった…。
うーん…これは…尾形は嘘を言ってますね。二人を狙撃したのは尾形ですよね。
尾形以外誰がいるのか。そんなウソをついてまでも尾形は鍵を握るアシリパを離さない。
尾形は続けて言う。これ以上キロランケと組むのは危険だ。暗号を聞き出せば俺や白石、お前も消されるかもしれん。
「キロランケニシパが?」
アシリパはまだ疑心暗鬼だ。
(早く聞き出さないと奴に追いつかれる…)
尾形は急いでいる。キロランケが来るかもしれない、杉元が追ってくるかもしれない。
暗号のカギがわかったらしいアシリパからいち早く聞き出したら尾形はどうするんだろう。
聞き出したらすぐアシリパを手放すだろうか。それとも手をかけるだろうか。口封じのために。一緒にロシア大陸まで追随するだろうか。誘拐じゃん…。('Д')…。
それにしてもキロと尾形はどうやって知りあってどこでそういうのっぺらぼう殺害作戦を話してたのか。
原作漫画にはそういう描写は無いですよね。目配りしてるシーンはあっても話し合ってるシーンは無い。(以前このサイトで私は考察してみたんですが…尾形は杉元らと出会う前にキロと出会ってて作戦を立ててたんじゃないかと…)
キロを危険人物とみなし、アシリパから遠ざける…。どこからどう見てもキロちゃんは根はやさしい人だし(皇帝殺しだけど)悪そうなのは尾形のほう。
キロに”悪人”を責任を負わせアシリパから暗号を聞き出そうと必死な尾形。
うーん、苦しくなってきた!尾形にゃああん!心配だよ…危うい。
アシリパの手を握り(手首というか)どこに行こうというのか。小さいアシリパはその手を振り払うことはできないのかな。
一方、先遣隊の鯉登少尉と谷垣は暴漢に襲われていたが鯉登少尉は持ち前の示現流で囚人の脳天をぶった斬る。頭蓋骨が割れ、脳が丸見えに…うえええ。
そういえばお正月かな…テレビに示現流の道場が出てまして。師範のかたが重ねた枝に向かって何度も刀か木刀を振り下ろしてました。キエエエエではなくエエエエイ!でした。
ものすごい一撃必殺の剣でした。示現流こわい。鯉登少尉のは自顕流のほうか。
囚人を始末した後、谷垣一等卒!と呼び気にかける鯉登少尉。さすが上に立つ人だ。谷垣の無事を見るとすぐさま月島がいないことに気づき月島ああ!と彷徨い始めた鯉登少尉。うんうん、いつもの少尉だ。
何回も呼ぶんじゃないよ笑
その月島は流氷で見つけた灯台守の娘スヴェトラーナと一緒だった。
その女、誰だ?
訳を話す月島。
そんな女は放っておけ!
・・・・。う、うん。そうだね。確かに我々の目的は娘じゃない。優先順位はアシリパ奪還だ。将校らしくまともなことを言ってるのは鯉登少尉だ。でも…人情が出るのは月島。悩ましいところだ。面倒見がいいからな軍曹。
残った谷垣は自分の銃を拾って手入れをしていたその時、氷壁のかげからキロランケの姿が!
咄嗟に顔色が変わる。すぐさまタックルをかます。柔道でいう諸手狩りというか。
キロの顔面にパンチをくらわす。負けじとキロも反撃。氷の塊を谷垣の顎にヒット。顎にヒットしたら脳が揺れ体がよろけて立てなくなると聞きます。ボクシングとか。
キロちゃんの初めて見る恐ろしい表情。氷の塊をそのまま倒れる谷垣の頭に当てます。痛い…。
谷垣とキロは戦争を経験した者同志で生き抜いた強者。重量級の二人がやりあうのでかなりの力だろう。そして二人は人にやさしく、根は…優しいんだ。キロは本気で怒る姿はあまり見せない。なのに、ここで二人は再会し、殺し合いをしてしまった。一緒に旅をした同志でラッコ鍋も囲んだのに。私は…このシーンを見て悲しくなり今こうして書いてるときも悲しいし、涙が出そうだ。
二人に共通するもの、それは戦争を経験したこともそうだが…愛する者を奪ったものと愛する者を守るもの。インカラマッちゃんだ。
あの時、キロは刺すつもりは無く、ただ、刃物をつきつける脅しだった。それを証拠になるからとインカラマッちゃんは自分で刺しマキリを奪った。
愛を誓った女を傷つけられ重傷を負ったことに谷垣は許さない。この時を待っていたんだろう。愛する者を刺したマキリをキロの腹に刺した。
「網走監獄での”忘れ物”だ 返しに来たぞ」
キロは谷垣にとどめを刺そうと腰にあったマキリに手をまわしたがマキリがない。ああ、あの時に…。インカラマッの…
その時、谷垣の手でそのマキリで刺されたと。
谷垣は先遣隊に自ら希望して入ったわけは…インカラマッちゃんを残してまで行ったわけはこういうことだったのか。そうか…復讐だ。そして、できればキロから訳を聞いてほしいよ谷垣。どうしてこうなったのか、なぜウィルクは殺されなければならないのか。
立ち上がるキロ。手には血が。鬼の形相だった表情が穏やかになった。
…。腹に深く刺さっている。ここは流氷だ。…命は。
ここでおわり。
ああ…やはりあの骨の占いは、虎の置物は、山猫の話は(タバコは食わない)…。
もし死ぬのならキロランケだろうと思ってたけど…。
皇帝殺し、ウィルク殺し指示…と悪事はやってきたけどもそのほかは至って優しい一面ばかり見せてきた人で。アシリパなんか特に慕ってたほうで。ああ、亡くなるのかな。
でもアムール虎を退治したらよくないんだっけ?ソフィアが言ってたっけ。
谷垣も…危ういのかな。
それと杉元さんが只今流されてるんですが…w
着いた先はどこだろうか。尾形だったら修羅場もいいとこだ。
ソフィアのとこだったらお笑い確定。ありがとう。和む。
さて、来週を待ちましょう。
…すごい場面の連続だらけでなんかもう終盤ですかって感じですがまだ終わらないでええええゴールデンカムイ!!
ではまた!!
※あ、本誌表紙絵、尾形の姿が見え‥ない…でもあのコピーいいですね。歯茎…w
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