怒り毛…金カム212話感想。

※うろ覚え文です。絵は私が描いた妄想絵です。間違ってたらごめん寝。


漫画のストーリーには王道という展開があるらしく、特に少年漫画とかの主人公は一時落ち込む時期があり(低迷期)しばらくして仲間の助言援助で元気復活!強い主人公が戻ってきます。…まあ、私が勝手に考えてることなんですけどね。合ってるかどうかはわかりません。

紆余曲折あっての人生だから浮き沈みもあるでしょう。

今回のゴールデンカムイは強いかつての主人公が戻ってきます。こんな形で。



212話の表紙は巻頭カラーで杉元さんのアップイラストです。コートが青い。茶色じゃなかったっけ。光の加減かな。

前回で鶴見中尉らから逃げ出した杉元とアシリパ。

意気揚々と走り抜けるがどこに向かうのか。

「逃げる先に当てがあるのか?」

「ある!!」

アシリパはそう言ってこっちだと指示する。


一方、鶴見中尉は部下に指示する。建物の中も見逃すなと。


走りながら谷垣は言う、鶴見中尉達はフチの村を知っているから逃げたら戻れなくなると。


建物の中に入る杉元アシリパ。通り抜けようとしたら外に宇佐美がいた。「あ!!いたいた」なんか楽しそうに見える宇佐美。緊迫した場面が好きそうだ。

仲間への発見の知らせなのかな?小銃発砲する宇佐美をかわす杉元、すかさず宇佐美の目線は杉元の動く方向、杉元の顔に肘鉄くらわす。が、杉元が宇佐美を持ち上げ床に落とす。(柔道の技で裏投げ、プロレスでのバックドロップな感じかな…)宇佐美の顔面を思い切り踏みつける。宇佐美は脚をのけ銃剣を手にし反撃の瞬間、米俵が上から二つ落ちてきた。アシリパが積んでいた米俵を上から落とした。

米俵一俵は約60㎏…宇佐美大丈夫か。

杉元は外にいる兵士にその60㎏米俵を投げつけた。これは痛い!

急いで米蔵から出て逃げる。

…「止まれッ!逃げられんぞ杉元ッ」

月島軍曹と兵士二人が待ち構えていた。

…銃口は杉元を狙っている。一瞬の躊躇はあったが杉元は月島を見やりながら逃げようとした。その時、月島は撃った。続いて兵士二人も発砲。3発とも杉元の体に命中したようだ。

左肩下から胸のあたり、右腕、右横腹。

駆け寄るアシリパ。うずくまって動かない杉元。


撃つな、アシリパに当たる!部下に指示する月島。


「杉元、立て!」焦るアシリパ…

そこに鯉登少尉と部下が駆け寄る。

拳銃をアシリパに向ける少尉。「逃げればこうなることはわかっていたはずだ」

何をやっている、近づくな鯉登少尉!離れろ!そいつは…と月島が叫ぶ。

…杉元の髪が逆立っていた。

樺太に着いてすぐに出会ったのはクズリという獰猛な生き物。鯉登少尉は咬まれたことがある。倒したと思ってもクズリは生きているときは毛が立っている。毛が寝ると死んでいる。これは杉元が話していた。映像を撮るおじさんらといたときに。


鯉登少尉の左肩付近に銃剣が貫通した。起き上がった杉元が刺したのだ。鬼神だ。

「俺は 不死身の杉元だ!!」

発砲する兵士の小銃をかわしつつ小銃から銃剣を抜き取り兵士の頬に突き刺す。

言葉を発せない少尉は銃口を杉元に向けるが暴れる杉元に薙ぎ払われた。


暴れる鬼神の背中にしがみつくアシリパはその表情を見る。生きるために守るために戦う杉元を。

ふたりは逃げていく・・・。


怪我した少尉を診る月島。その横を通り過ぎる菊田特務曹長は月島軍曹に逃げる二人を追えと指示。少尉も私はいいから行けと軍曹に言う。

「いつも感情的になって突っ走るなと注意していたでしょう…」

(昨日は素直に聞いてくれたのに…)

穏やかな表情をして少尉を診る月島…。

そこに鶴見中尉が通り過ぎる。

ふたりを一瞬見やるがすぐに中尉は前を向く。軍曹はそれを見たのか。



撃たれてよろめく杉元を引っ張り頑張れ杉元!もう少しだと励ますアシリパ。

行先は、当てはどこだ…アシリパちゃん…


以上です。



狼が、狂暴な狼が浮上してきましたね。生命の危機が迫った時、強靭なパワーがみなぎる…(EVA初号機…)

逆毛を立てて。怒り毛か。

猫も警戒すると毛が立ちます。犬も逆立つかな。

普段の大人しい杉さんはもちろんカッコいい顔ですが暴れる杉さんも男前ですね…何度も見返しては見惚れてしまいます。

でも暴走モードに入っているので戦争の時よりも脳を撃たれてキレやすくなっているのでもっと怖いかな。アシリパちゃんを狙う奴は許さないね。


今回この展開で思い出されることがありますね。金カムは思い返すことが多いよ…伏線回収というか…。

スチェンカで殴られすぎで暴走した杉元に、鶴見中尉からすべて任されている軍曹は忠告していた。

「また同じようになったときは容赦しない 

  次は殺す」

自分を制御できなければいつか取り返しのつかないことになる…


この台詞は気になっていたんです…。忠実な軍人な月島軍曹のことだから撃つだろうけど、この場面か…。そうか…。先遣隊でともに行動していたが情に流されることは無いか。

でも急所は狙って無さげ。ああでも3発体に当たってるからな…普通なら出血多量でダメなんだろうけど不死身の杉さんなら…。


アシリパが行先案内してるけどこれは白石と画策してたのかな?

鶴見中尉が来るまで時間があったからもしかしたら白石が逃げるルートを探してアシリパに伝えてたのかな?で、中尉が来たらゲロったタイミングで弓矢を射る…逃げる。

逃げた先には誰かいるんだろうか。まさかヴァシリ…いやいや、ソフィア?…まさか尾形ちゃん…いやいやいあやいや無いな!笑

船で逃げるのかな。北海道へ行くのかな。うーん。


杉元に刺された鯉登少尉。

銃で撃たれ、うずくまる杉元にアシリパがいたら近づくのは仕方ないんじゃないか。捕まえた!って。でも軍曹は近づくなと注意した。もしかしたらスチェンカで殴られすぎで暴走した杉元を思い出したのかな。それか日露の英雄「不死身の杉元」だから何が起こるかわからないからか。

クズリのような獰猛な杉元に刺されたのはアシリパに銃口を向けたことと、アシリパを守るためか。

暴走モードにはなってるが少尉を刺したのはわかってるはずだよね杉元さん…。

少尉からしてみれば、ともに先遣隊として行動していた馬鹿な杉元だと油断したか。

刺された箇所は左肩の下あたりなので左の肺…刺さったかな、どうだろ。もし肺を貫通なら喋れないな。苦しくて。軍艦に家永ちゃん同行してたらいいのに。いや、父上は同行しているかな?

北海道を離れるとき、甲板で鯉登パパと杉元の会話が思い出される…

”「可愛い子には旅をさせよ」のつもりですか?死体で返ってくるかもしれませんよ。”

”いつ死んでも覚悟は出来ちょる”


( ;∀;)杉元がこれを言ってるんですよね…死体で返ってくるかもしれないと。この台詞もちょっと不思議でした。ぼんぼんだし危機感が少ない甘えたところがあるからそれが命取りになるかもしれないと杉元は思ったのかな。面倒見役の軍曹が常に引っ付いてはいるけれど…。


そして鶴見中尉。あの目線は一瞥したのか何なのか。

負傷した部下をみるよりも今はアシリパ奪取のほうが先決なのはわかるが…あなたが策略した誘拐事件でここまでついてきた鯉登少尉が負傷したのに。何も言わないとは。この後言うかわからんけども。

さて、軍曹は…それでも鶴見劇場の最前列で観るのか…かぶりつきで。


少尉と軍曹…。どうなるだろうか。


今回はここまで。

ありがとうございます。

緊迫した逃走劇もいいけども私は暗号の解読が知りたいんだが。ホロケイなんとか。




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カシス's Ownd

自由気ままに描いたゴールデンカムイ等の二次創作掲載。※無断で転載盗作等お断りします。

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