怒りのシライシ…金カム211話感想。

※うろ覚え文です。話の詳細な内容は省きます。間違ってたらごめんなさい。


怒りの葡萄==ではなく怒りのシライシか。

「怒りの葡萄」っていうのは確か昔読んだ川原泉先生の漫画の中に出てたものです。

調べると米国の作家の小説名だそう。

世界恐慌と重なる1930年代、大規模資本主義農業の進展や、オクラホマ州はじめアメリカ中西部で深刻化したダストボウル(開墾によって発生した砂嵐)により、所有地が耕作不可能となって流民となる農民が続出し、社会問題となっていた。本作は当時の社会状況を背景に、故郷オクラホマを追われた一族の逆境と、不屈の人間像を描く。(wiki)より


旅の道中で家族が亡くなったり新天地で人と争って亡くなったり殺したり行方不明になったり…色々大変な内容のようです。読んだことないのでわかりませんが。何やら聖書をモデルに書かれたとか。

怒りの葡萄、金カムの内容と何かかかわりがあるのかなーと思って書いたんですが…話それましたね、すみません。


さて今週の金カムです。

中尉達が到着する日の早朝。遊郭か飲み屋の帰りの泥酔シライシがおばちゃ…ベテランおねーさんに支えられながらやってきた。そして杉元を見つけるや否や白石の怒涛の説教が始まった…。


・アシリパを鶴見中尉に引き渡して杉元は中尉の飼い犬か

(最初のころの)小樽で捕まったときに加担すればよかったんじゃないのか

→小樽のあの時と状況が違う、鶴見中尉の目的(北海道をどうたら計画)には興味ないが中尉は土方とは違ってアイヌを背負わせることもないし暗号が解ければ用もないだろう、この選択肢しかない


・アシリパさんアシリパさんばかりで惚れた未亡人に金渡すのはどうなったんだ

→貰う取引はしているさ、治療を受けられるだけの額は…(頼りない声…)


・杉元はそれだけでいいか知らんが俺(白石)の分け前は?何百円ぽっちじゃねえぞ

→やっぱそれか!カネカネ汚ねえんだよ

(引っぱたき愛とシライシゲロ)


・恋人でも嫁でも娘でもないのに杉元がアシリパの正しい道を導くってか

人生に守るものが出来たと思い込んで冒険が出来なくなったショボショボくたびれ男だ

杉元は樺太でのアシリパを見ていない、彼女はいろんなものを見てこの島で成長した、

もうお前が知ってるアシリパじゃない

→・・・・・。

(じゃあ逆に杉元が知ってるアシリパとは?北海道アイヌしか知らないサバイバル子供?)


シライシの猛攻は止まらない(酒の勢いってすごいね)


・アシリパと杉元は再会したのに心が離れたままだ

キロランケがここまで連れてきたことは自分たちの現状を見せるため

それらを知って全部覚悟の上でアイヌを背負いたいとアシリパが言うのなら背負わせればいいだろう

彼女を自立した相棒と信じればお前は元のギラギラした狼に戻られる…

(ゲロ2回目と屁と寝てしまう)

→・・・・・。

(ギラギラした一匹狼に戻る?え?)


…鶴見中尉達がやってきた。

出迎える先遣隊。ねぎらいの言葉をかける中尉。その言葉に喜ぶ表情の鯉登。喜ばないとね。

谷垣はアシリパに言う。鶴見中尉にフチに会いに行けるよう頼んだらいい、それを許さないほど話の通じない人間ではない。

アシリパは言う。

「どんな男かは一目見ればわかる」


「そちらのお嬢さんがアシリパだな?」

軍帽を脱いでまじまじと鶴見はアシリパを見る。

かつてのウィルクを思い出す。

「たしかに、同じ目だ。」


げろー…(ゲロ3回目)

「…白石由竹か」


鶴見を一目見てアシリパは5本の矢を一気に手にした。

それを見た杉元は汗をかき恐れた。おそらく「人に向けて矢を射るのか毒矢を。」

殺人は好まないはずの少女が殺すのか?最も杉元が恐れていたことが起こるのか?


「杉元、私のことは私が決める」

矢を一気に空に向けるアシリパ。

鶴見「おい」気づく中尉。 軍曹「アシリパ何をしている!」驚く月島。

うなづく杉元。矢が空に放たれた。

杉元「毒矢だ!」

皆の頭上に落ちてくる5本の矢。鶴見をかばう宇佐美と部下。避けろと叫ぶ軍曹。

全員無事か?菊田が確認する。無事のようだ。

その瞬間、アシリパと杉元は逃走。逃げたぞ!中尉の声。


毒矢と叫んだが矢じりに毒は無かった。杉元はそれに気づいて逃げる気だってピンと来たと。ニヤリとアシリパ。

相棒なら「するな」と言うな!何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が私は聴きたいんだ

よし!俺たちだけで金塊を見つけよう!


5本目の矢は白石の頭に刺さっていた…。で今回はおわり。



??( ゚Д゚)←初見で211話読んだ時の私の表情。


んー、何やら白石が読者の代弁をしているとかありますがそうでしょうか。

作者が原点回帰をさせるために発奮させてるんじゃないかな。

最初のころはアシリパと杉元コンビで活躍→網走で離ればなれ→やっと再会してコンビ復活→お互い以前のころのような仲になれないまま→そんな二人を見て白石が杉元に説教。

こんな感じでしょうか。

シライシがね、アシリパの事を「彼女」だの もう杉元が知ってるアシリパちゃんじゃない「成長した」だの言ってるのでアシリパは月に一度のアレが来たのかな。すんませn


互いの成長のために樺太編は必要だった、のかな。

アシリパと杉元コンビを離れさせる意味ってあったのかな。

離れることで杉元のほうはアシリパへの依存心が大きくなっただけではないのかな。

こんなにアシリパを神聖化するとは思わなかったよ杉さん。そんな人だっけ。


あとキロランケ。重要なことなんも明かさないまま亡くなったけどアシリパの実父の暗殺命令、アシリパ誘拐、ロシア皇帝暗殺犯だもんね…イイ人ではないです。もう少し何か明かしてから亡くなってほしかったなあ。謎すぎる。白石がキロちゃん好きなのはいいけど杉元や先遣隊にとってはただの犯罪者だ。


白石がアシリパちゃんが覚悟の上だからアイヌを背負いたいなら背負わせたらいいじゃないかと言ってるけどこれは…さすがに杉元さんの言い分のほうが私は合ってると思います。

他人の娘さんだけどサバイバル能力が高いけどまだ小さな少女だ。なのに大きな責任を背負うという。心配だし戦うということは人殺しも含むってことだから杉元さんはそこを危惧している。人を殺したら平和だった真人間に戻れないんだと。


あれか、原点の「アシリパさんは知恵を貸してくれ、手を汚すのは俺がやる」の二人に戻れということかなあ。それともアシリパも手を汚すのかなあ、覚悟の上でって言うてるし。

んーわからん。(´Д`)


最後の矢を放って逃げるときのアシリパのセリフと杉元のセリフはよくわかりませんでした。

俺たちだけで金塊見つけるって…鶴見中尉に渡した人皮の写し持ってるの?杉元さんよ。


また元気な二人で冒険の旅が始まるのかな。主人公らしく明るくね!尾形に負けないでね!


倫理と哲学と道徳が必要な回でした…。

今回は絵を描く気が起きませんでしたごめんなさい。

何度も感想文書いてもしっくりこなかったので文がおかしくなってすみません。なんかもう…わからない。作者さんもわからないんじゃないのかこれ。セルフ突っ込みというか。

m(__)m色々好き勝手書きました。これは個人の感想ですので何卒ご容赦を…


隻眼のケンタウロスさんはどこへ。尾形ファンとヴァシリちゃんが待ってますよ…

何気にこの絵、気に入ってます…笑

カシス's Ownd

自由気ままに描いたゴールデンカムイ等の二次創作掲載。※無断で転載盗作等お断りします。

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