流氷の天使…金カム215話感想。

※うろ覚え文です。挿絵は私の想像絵です。


クリオネって餌を食べる姿がえらく不気味です。頭部がバカっと割れてにゅっと触手?が出てきて捕食するようです。あのかわいらしい姿からは想像もつきません。

そしてクリオネ自体食べられるのか?…調べてみたんですが…シンナーやガソリン臭いらしいです。とても臭い。一応巻貝の仲間なので食べられないこともなさそうだが食べないほうが懸命かな。はは!


さて、その流氷の天使クリオネとアイヌの天使アシリパが踊ってる表紙ですが次のページでは早速白石がクリオネをお箸でちゅるっと食べて吐き出します。臭い!と。

一瞬、ジュンサイかなと思わせる食べ方…。(ジュンサイはまずくない)

新しい生き物出たらやっぱ食べちゃうのね。先週はスルーするかと思ったのに。


相変わらず杉元さんは体の弾は摘出してないんでしょうか。白いシーツで逃げられたんだしもう取ってあげてアシリパさん…それとももう取ったの?不死身設定便利だな。


連絡船に乗った鶴見一派。宇佐美がアシリパの親族を殺すと脅迫すればと提案。しかし菊田が反対。罪のないばあさんを見せしめで殺すのは反対だと。…人情派菊田さん。宇佐美は殺すのは嘘でも新聞広告出したりしたらこちらの意図は伝わると言うが…渋い顔の鶴見。

あの娘に覚悟が無ければ脅迫に従うかもな、とため息。多分、脅迫は選ばない選択かな。ああでもわからんな。鶴見だし。


その鶴見と接触する寸前に逃亡してきたがその理由をアシリパは流氷の上を歩きながら話す。鶴見はアイヌの為に金塊を使わないだろうと。

白石は鯉登少尉と軍曹の話し合いを陰で聞いていたがその内容が政権転覆と満州進出だったっていうのはなんとなくわかったらしい。報われなかった屯田兵のために金塊が欲しい…

ここでアシリパはキロランケの話に。アイヌでも和人でもないキロはなんで戦争に行ったのか。

白石と杉元が説明。北海道アイヌで身を隠し戸籍を取り結婚。その後ウィルクと何かありウィルクは行方不明に。極東民族独立の想いは中ぶらりになって日露戦争が始まり、兵役拒否すれば身の上を調べられるから参加…じゃあロシア人を殺してやろうと。

…うーん…

家庭持つと変わる人もいるもんで、ウィルクも考えが自分の未来よりも今のこの現実が大事と思ったんじゃないのかな。自分よりも娘に全てを託したのかもしれないな。

キロランケも家庭を持ったけど心は若き志のまま保ち続けたが…ウィルクとは温度差が出来たってことだろうか。



さて、お待ちかね、あの人の再登場です。

樺太大泊の港でヴァシリが撃った軍人の姿を村人の案内で発見した月島軍曹。

すまないが一緒に運んでくれる人と戸板を探してくれないか?と子供らにお願いする。

しかし遺体の外套をめくって驚く軍曹は子供を呼び止める。

「誰が軍服を脱がせた?」

軍人の体から軍装一式はぎとられていた。着用していたのは肌着など。

子どもの一人が発言する「あのね、男の人。」


男「連絡船はどこに泊まっていた?」

子供「あのへん。」

男「…手慣れだな」

軍服を脱がし始めた男。ムイムイって。(私は果物剥くときとかムイムイするでって言ったような覚え)

「どうして脱がせるの?」「だってもう使わないだろ?」

「この銃だって‥自分がブッ壊れるまで人を撃ちたいはずだ」


男は隻眼の尾形百之助。(1ページ丸々仕様)

ファンの皆さん、やっと出てきましたよ。意外と早かった説。いやだってもう出てこないと面白くな…げふんげふん

どれくらい放浪していたのか百ちゃん。逃走時、自分の軍服や荷物背負って逃げたと思ったんですが…持って行かなかったのか。道中、村人の着るものをどこかで手に入れたんだろう。

尾形ちゃんはオールバックの髪型なのでやはり身なりの良い恰好が似合うな…それが軍服なのか。はて、軍から離れても師団の軍装にこだわるのはなぜ?…やはり中央と繋がってるのかなあ。軍服以外の尾形は似合わないか、やっぱ。

38式小銃を(多分)手にした尾形は左手構えだった。

銃は利き目で狙撃すると聞く。尾形の利き目は右目だったと思われるが左目で狙撃できるのだろうか。できるだろうな。視力がいいから。狙撃は片目ではなく両目を開けて撃つそうです。理由は視界が狭まらない、瞳孔が大きく開かず眩しく感じなくするためなど。尾形ちゃんも両目で撃ってましたね。

…ヴァシリ対尾形、再戦なるか!!楽しみだな。でも片目で…勝て…るのかな。BASARAの筆頭も片目でレッツパアリィィィしてるから大丈夫だろう。あ、竜の右目の小十郎さんいるからか。じゃあ、尾形猫の右目は…ユーサク…違うな。



さて、アシリパと杉元の話し合いがまたまた始まります。

最後にキロに何て言ったのか、暗号を解くカギがわかったんじゃないのか。

ギクリ。杉元がそれは何と聞くが口をつぐむアシリパ。

杉元はその時が来たら教えてくれと言った。やさしい。


暗号を教えないことで杉元が自分から離れることはないだろう。

私が杉元の弾避けになる。私が強力な盾になる!イージス!

いざとなれば「道理」があれば私は杉元佐一と一緒に地獄へ落ちる覚悟だ。


(ほう…。この感想はあとで。)


後方を歩いていた白石はさっきからこっそりついてきていたシロクマに襲われていた。背負っている荷物を狙っているのか荷物に噛みついている。

白石は流氷の下に沈んだ。何とか流氷の上に出てきたがびしょぬれでクリオネ飲んで鼻から出している。で、今週は終わり。

来週金カムお休みです。おつかれさまでーす


※…流氷の天使って題、アシリパとクリオネだけどさ…もしかして尾形の事?oh///すみませんすみません



今週も話が進んでいるようで進んでいません。

負傷した鯉登少尉の安否は不明のまま。おい…。

まあ、軍曹が一人出てきたので大丈夫じゃないですかね。そう思っとこう。貴重な男前キャラは死んではいけない。

そしてスターな男、尾形の登場です。これだけでもう今週はいいんじゃないかな。笑

話を作って動かす男は尾形さんです。彼が出てこないと正直面白くないかもしんない。

戦争で生きて帰ってきて杉元とやりあって死にそうになって次は小娘の毒矢にやられて死ぬ寸前だったのを杉元に救われる。過去にやらかした罪を考えれば因果応報というのかな。だから体に一つ一つ罪を着せられているのか…。ならもう一つ、やってくるかもしれない。その時はもう死んじゃうかな、それとも次は片腕…いやでも、あえて罪を背負って生きてほしい。

ぶっ壊れるまで人を撃つ。尾形の生きざまはこういうことだろう。



アシリパと杉元の問答ですが…なんか作者の葛藤が見えてきます私には。

最初のころの二人は「知恵はアシリパで汚れ仕事は(殺し)杉元」ってなってた。

だってアシリパはまだ小学生ぐらいの子どもだし人殺しはしないでしょう。杉元がさせないでしょう。互いに利益があって相棒となったのだし。

しかしサバイバル知識はあっても社会に未熟なアシリパは子供なので色々な環境や大人たちの思惑で心が動揺するし感化されていく。キロの洗脳とか。ぶっちゃけ北海道アイヌ以外の少数民族の話されてもウィルクがアシリパに何も言ってないのにどうしろと。昔のウィルクが大きな野望の為にアイヌの金塊探しにやってきたとしてそれがどうしてこうなったのかわからないからなあ。赤の他人に君の親父は過去こうだったとか言われてもな。アイヌでも和人でもないテロリストに言われてもな。

ああやっぱり私には樺太編はよくわかりません。


アシリパが道理があれば、と言ってますが過去に尾形が言っていた道理の話ですね。

殺す道理があれば仕方がない、みたいな。自分を正当化する便利な方法。

人殺しは地獄行き。それを忌み嫌っていたアシリパ。でも杉元とともに旅していくなかで

気づいたんだろう。かけがえのない人のそばにいたい、失いたくない思い。自分の為に懸命に戦う人を。だからいざというときには自分はこの人のために手を汚すだろうと。

…うーん…今それにたどり着いたのかな。遅くないかな。

目の前で銃弾に倒れ、鬼神のように戦う姿って初めて見るのかな?そうだっけ。

愛しい人が倒れておかしくなっていくのは嫌だものな。


…アシリパちゃんの愛の告白か?

相棒というよりも…ね。最初の頃のアシリパちゃんはほのかな恋心描写あったし。



ところで、

杉元の女性への欲求はないんでしょうか。物語の中でそういう描写はないんですよね。

そういうオネエさんと遊ぶ担当は白石ですが…杉元以外の主要男性キャラも女性の影はほとんど無い。尾形でさえ過去話で遊郭行ってるシーンあるのに。

梅ちゃんとうまく行かず、戦争で傷ついたからそんな思いが出ないのかなPTSDかな。

(過去に遊女と杉元の妄想漫画でそこらへんを想像で描いてます)


聖女のような少女とその気はない成人男性の行く末か…。

ジャンヌダルクとジルドレ…

ゲームで言えばラストオブアス…

どっちかな。

ラスアス2ではエリーたん…どうなるんでしょう。


※急いで書いたので間違ってるかもしれない。疲れてるのよ…カシス…

カシス's Ownd

自由気ままに描いたゴールデンカムイ等の二次創作掲載。※無断で転載盗作等お断りします。

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