二階堂 元気になる…金カム223話感想。
※うろ覚え文です。絵は私の妄想絵デース 間違ってたらごめんだよ
舞台が北海道に戻ってきたらお話が結構進んで気持ちいいですね。
特に 土方組は人も増えて面白いことになってます。ふふふ
さて、今週の表紙は二階堂と有坂閣下が廊下走って家永先生がプンプン!てな感じです。
…学校かな?廊下を走るんじゃありません!笑
冒頭から二階堂はえらい元気になってはきはきと喋り、少尉、軍曹にあいさつしています。
そこに有坂閣下登場。どうやら閣下の新薬投入でニカイダーは元気いっぱいに。
その新薬とはメタンフェタミン。ヒロポンです。懐かしい言葉ですよこれ。(昭和)
中枢神経興奮作用とか疲労倦怠感、眠気などを飛ばす作用があるので軍に使用されたとか。
開発は明治時代にされたが太平洋戦争、WW2ぐらいから外国の軍隊も使われたとか。
…麻薬です。成分的に覚〇い剤に近いのかな。詳しくはwikiへどうぞ。
お薬貰って元気いっぱいの二階堂と褒めちぎる有坂閣下のコンビは面白いですよね。
しかし名医の家永は隙あらばコイト少尉の診察ついでに採血つって血をすすろうとする。家永の頭に拳銃つきつける軍曹「お前も刺青人皮にしてやろうか」蠟人形の館か。
…軍曹の片手には尿瓶が。お、おう。
家永が軍病院から脱走しないのは若き血をすするため…らしいけど。中尉から名医と重宝がられていることもあるらしい。ふーん…何か探ってるんじゃないかな。
そんな家永のジジイのことをアジトで尾形はこう話す。
「第七師団に家永が捕まったならここも危険じゃないか。」
永倉さんは家永が滞在したうちの一つでしかないという風に言うが尾形は鶴見中尉をなめてるなと忠告。あの男は網走からすべての滞在先をたどってここまで見つけ出すぞ。
死神から逃げ続けるのは簡単じゃねえ。
さすが鶴見の下で動いていた元部下。(尾形はロシア語も喋るし…鶴見とどういう出会い方をしたのか知りたいなあ…)
その話を聞いていた土方は「尾形が正しい」といってアジトを移動することになる。
マガモが平原を飛んでいる。尾形は小銃を構える。失った利き目ではなく左目で。
撃ってはみたが外した。…幼き頃、猟銃を手に鳥を捕っていた尾形にとって朝飯前なことが出来なくなった。散弾銃なら当たるかもしれないが小銃(ライフル)だ。難易度が上がる。かつて網走前に杉元らと移動しながら鳥をとってきたことがある。両目だから捕れたのであって。
前にも書いたんですがフクロウの目を撃ってしまった杉元が尾形にはナイショだよ?って言いましたが…なんで尾形の名が出るんだ?とちょっと不思議でした。まあ、銃の腕前が下手で馬鹿にされるからというのもあるけど今思えば…暗に今後を予感した一件だったのかなあ。フクロウの目を撃ったら目が見えなくなる。撃ったのは杉元なのに。私の勝手な妄想です。
↑妄想)おなじみのシットスタイル狙撃やってみるが…うまく行かねえな。
マガモにヒットしなかった時の尾形の目。悲しい感じに見えました。狙撃が出来なければ何で食っていかなあかんのか。猫ちゃん・・・・( ;∀;)
↑当たらないなら弾減るからね…
土方組の次の滞在先はお寺。
人の出入りがあるから特定されにくいとか。ほう。
門倉はある囚人の情報を土方に告げる。海賊房太郎。凶悪らしい。
次の刺青囚人かな。
そこに狩りした成果を持って帰ってきた山猫さんが登場。
牛山が尾形の片手に握ってる大きな獲物を見てぎょっとする。
…オオハクチョウ。
え?
はく…ちょう?白鳥?それって食えるの?
あの…いつだったか、鶴捕まえた杉元思い出すんですが…笑 アシリパちゃんが鍋してあげるけど臭いんだよなと。
杉元は鶴で尾形は白鳥…なんだこれ。
↑以前描いた絵。マナヅルはまだ食べられるとかなんとか。
しかし白鳥…食べるんだ…へえ。
調べてみると…日本では白鳥は狩猟鳥ではないので捕って食べてはいけません。
英国でも禁止されてるとか。(女王の鳥だから?)
で、食べた人の感想が…美味しいらしいです。白鳥はカモの仲間なので食べられるんでしょうね…へえ。寒いとこにいる大型の鳥だし脂肪もついてるだろうし…。でも私はカモが苦手。
そんな白鳥さんを持ってきた尾形さん。寺で体育座りしている有古と会う。
「有古、お前もか」
ブルータスよ、お前もか…ってな台詞思い出しますな。違うか。お互い鶴見を裏切るとは思っていなかった。へえ。
キラウシさんが白鳥について語る。
レタッチリはこの時期太ってるので簡単に捕れる。銃使わなくても。…(後で妄想漫画描いたので見てください笑)
ぶつ切りにして大鍋で炊く。羽むしるの大変そうだ。
白鳥を食べると将来白髪になると言われているらしい(アイヌでは)
( ^ω^)・・・ざわざわざわ
ここら辺のおっさんらのざわつきは楽しいですね。白髪は嫌なんだ…。
結局食べたのは土方、永倉、トニ(白髪と思っていなかったが白髪だったので食ってる)、尾形。尾形ちゃん…平気なんだね。まあ、自分が捕ってきたしね。(捕ってきた獲物をみんなが食べてくれる。内心嬉しいんじゃないのかな)
…爺さんたちが美味しく頂いた夜…やはり気になるオッサンたち。
迷信だろう?いやいや本当だ。狂言のぶすの話も出てきた。(和尚が黒砂糖をトリカブトだと嘘ついて小僧たちに食べさせなかった話らしい)
そんな密談の時の姿が修学旅行の男子たちに見えますね。布団を近づけて。
有古の隣の尾形の顔…すんごい話聞いてるww
で、あくる日。おっさんたちは残った白鳥鍋を食べましたとさ。
永倉さんが嫌味のように言う。結局食べたのか、食い意地はっとるな。
白鳥食べたら将来白髪になるんなら禿げないだろうと思って!と門倉が言ったら永倉さんはアハハと笑いすかさずペッとツバを吐きましたとさ!
以上です。
禿げた人の前で茶化したら本当に怒られるので良い子のみんなは言ったらだめだよ!ははは
いやあ、今回のお話は面白かった。しゃぶ中の二階堂と有坂閣下のやりとりから始まり…おっさんおじいさんらのやりとり。白鳥鍋。
尾形の出番が多いこと!これは…女性読者人気獲得のためか作者の粋な計らいか。薄い本が捗りますな。そんな楽しい中でもしっかりと次の囚人の話は盛り込んでいく。
…尾形の狙撃がうまく行かないのは練習しかないでしょうね。以前書きましたが精密射撃は両目を開けてしっかり見ること。両目を開けることで目の瞳孔の大きさを同じにしたり緊張で筋肉が固くなったりとか動く的に対応するためとか色々あるみたい。撃つとき逆目を閉じる場合もあるとか。でも基本両目開けます。
…尾形ちゃんは…利き目ではない左目でどれくらい精密射撃が戻ってくるだろうか。
当たらない。何を想うだろうか。彼は苦境になっても常に前向きだと思うんです。いい方向なのか悪い方向なのかはわからないけど。ご飯食べてるし生きる意志はあるし。
射撃は練習しようね。あしながおじいさんから弾代貰ってさ。なんちゃって。しんみり。
有古さんとはどれくらいの仲なんだろう。ただの同僚なのかな。谷垣に似た感じだけど有古さん。撃ち合いするだろうかね。互いにスパイだから?
最後に
妄想漫画載せますね。山猫ちゃんの白鳥狩りはどうやって行われたのか。想像しましたらこんなことに。
↓
山猫ちゃん「俺、ネッコだから素手なんだよ。余裕だし」
キラウシ「この時期の白鳥は太ってて飛べないから鉄砲使わなくても捕れry」
さ、どうやって捕ったんでしょうね尾形ちゃん。一応撃ったんだろうか?
白鳥の湖でも聴くかな…
20巻の表紙は念願の杉元さんです。杉さんです…ありがとうございます…amazonにはまだのってないけど。今回は何かおまけついてないのかな。
0コメント