聖地…金カム226話感想。
※うろ覚え文です。絵は私の妄想ですのよ。
あけましておめでとうございます。
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今年も引き続きよろしくお願いします。
ヤンジャン2週間ぶりなのにまた次週お休みか…。
新年最初のゴールデンカムイ226話。
とてつもない重い内容になっております。
ヴァシリちゃん、今回はいます。ご飯は一人で食べてるんだろうかね。口の怪我のせいで。
道中で杉元一行はリュウに似たアイヌ犬(セタ)を見る。
アシリパの説明によるとセタは飼い主への忠誠心が強い反面、嫉妬深く気性が荒いという。
(ソフバンの白い犬もそうなのかな)
ある和人がアイヌ犬を飼っていてある事情で犬を叱った。飼い主は犬を置いて猟に行って帰宅すると飼い主の鶏をアイヌ犬はすべて殺した。
愛する者に置いて行かれた孤独感といら立ち、そして同じ飼い主に愛された鶏に嫉妬したか。
(作者のTwitterにてこの話のような自身の実話があるらしいですぞ)
宇佐美14歳の昔話に戻り…
宇佐美少年は鶴見と再会。
歩いて2時間かかる道場。家の手伝いもあったがふらっと来てしまったらしい宇佐美。
ここは僕らの聖地ですから。
道場の近くの空き地を聖地と言う宇佐美。傍らには井戸がある。(不気味な予感…)
さらに2年前。宇佐美の家族は両親と数名の兄弟。仲良さそうだ。母と父は肉食系なのかガルウルルrてぐらい仲の良さ。おかげで生まれたての赤子がいる。ウフフ
鶴見の話題になると姉?は頬を赤らめている。(やはり鶴見さんは美形の将校さんなのだね)
田んぼの排水のために足踏み水車なるものがあるらしい。水車の上に立って足で漕ぐような感じ。大人がやっても重労働で鍛えてる鶴見さんがやってみるがしんどそうだ。これを子供のトキシゲ君がやっている。こうして野良仕事によって足が鍛えられるわけですね。
そうやって鶴見と話しているところに同級生のトモハル君がやってくる。
鶴見がお父上は元気ですか?とトモハル君に聞く。
ということは、トモハルの父は軍将校なのかな?
ということは、ええとこの子?かな。
…トモハル君はトキシゲ君に付きまとう場面が多くなる…
道場へ通い、鶴見と稽古してくださいとせがむ宇佐美に同じように俺と乱取りしてくださいとせがむトモハル。鶴見と帰り道お話しているとまたトモハルが駆け寄ってくる。
季節は春、宇佐美は卒業したら父の野良仕事に。トモハルは東京の学校に進学、寮に入ることになる。トキシゲには黙っていた…しかしトキシゲは知っていた。
もう道場に通えないので最後に一度も勝っていないトキシゲに勝ちたい一心で勝負を申し込む。(トキシゲは道場で一番強い)
道場は時間なので使えない。広い空き地で勝負することに。見届け人は鶴見。
僕に勝って行きたいんでしょ、ほんとはやりたくない、だって気を使って負けたくないから。トキシゲはそう言った。
…これは、トキシゲの「本気」を出してしまう予感…
それを知らぬトモハルは当たり前だ!(気を使うな)そんなことしたら親友じゃない、絶交だ。(トモハルはトキシゲを親友と思っている)
取っ組み合いが始まった。組み合ってる最中、トモハルは「親友トキシゲ」との思い出が駆け巡る。一緒に話し、歩いた道。涙が自然にこぼれる。やはりトモハル君は負けた。背中が地面についてしまった。
まだまだ!と声を出すトモハル君だが鬼の形相のトキシゲの足の裏がトモハルののどを押しつぶす。田んぼの足踏み水車で鍛えた足で。
トモハルの喉は大きくくぼんでしまい大きな咳をしてすぐ体が硬直して足先がぴんと張ってしまった。顔は青ざめている。
さすがの鶴見も目を見開いて驚いていた。でも…良い逸材が!と閃いたんじゃなかろうな。
宇佐美少年は…今後自分の計画に必要だと。
以上です。
新年早々、恐ろしいお話でしたね。
小学生同士の友情物語なようで、そうじゃない感。いやあ、これはひどい話だ。
まずトキシゲ君はニコニコ顔で鬱屈した思いは内に秘める性格なんでしょう。
自分がお話しててもすぐに誰かが話を遮ってくる。これはわかります。いますよね、遮っては我が先ってな感じで話す人。そんなんされたらもう発言する気力無くします。
作中でも何度も話を遮られ、それでも嫌な顔せずにニコニコするトキシゲ君。
それに加え、大好きな鶴見とのお話し中でもトモハルに邪魔されるしでストレスマックスだったんでしょう。そんな我慢していた自分の心を最後の稽古の日に解き放した…。結果、その手助けをしたのが鶴見…ということになるのか。
進路が決まっているトモハルは農民出身のトキシゲを親友と慕い家に泊まれとせがんだり仲良くしていたが…一方のトキシゲにとっては学校の同級生程度で疎ましかったのだろう。顔はニコニコして平静を装っていたが内心は渦を巻いていたんだろう。
子どもってね、残酷ですよ。 (すべてがそうではないですよ)
心が純粋だ素直だから悪意はないのよってどこかの偉い人がいいそうですが。ペッ
心に嫉妬や妬みが生まれるとその気持ちが行動に移り、いじめにつながるし嫌がらせやいたずらが生じる場合がある。実際それらを経験したことがあるので子供社会というのは大人には見えない何かがあるのです…
かといってトキシゲ君のやらかしたことはやりすぎです。いくら何でも急所を狙って痛めつけることは子供でも分かります。ましてや武道を習っているわけだから。何が危険かは習うはず。なのに、だ。トキシゲ君はずっと我慢していた自分のリミッターを自分で解除してしまったんだろうと思う。最後の勝負を申し込まれたときに決めたんでしょうな、コロス、と。
さて、首の喉あたりを強烈なかかと落としのように突かれたトモハル君ですが…首は重要な部位で声帯、気管、頸動脈、脊椎神経などがあるのでここを負傷となると…脳や四肢に障害が残る場合があるしトモハル君の症状を見ると手足がまっすぐに引きつり顔が豹変しています。重体…現代なら救急車ですよね。でもこの時代、この時は大人は鶴見一人…。
嫌な予感。予想はしたくないですがもしかしたら馬に蹴られて…その蹴られた拍子で傍にある井戸の中へダイブ…。っていう事故に見せかけたりするんじゃなかろうか。
…こわ。
愛ゆえに…起こった事件…。
ということで続きは、次次週です。アディオス!
ふたりにはとてつもない過去があった…。そりゃそういう素質があるのなら軍にスカウトしちゃうよね!ものおじしないで普通に銃を撃ててさらに敵兵に当てるなら。
※個人の感想です。
☆今週のおまけ☆
銃練習中のオガタちゃん。妄想です。
弾が残り少ないのであしながおじいさんに援助要請ですよ。牛山さんが言ってくれてる。やさしい。
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