父の汚名…金カム253話感想。
※うろ覚え文なので雨なのでぼんやりなので…
夏の間はチョコレートの類はあまり食べなかったんですが、すっかり秋模様な今では感想文書いてる傍らにチョコ菓子をつまみたくなります。手が汚れるから食べないけどね。(どっちやねん
「今週のさっくりとしたお話」※各キャラの順番は適当です。
・土方組は怪我した犯人(土方の散弾銃で)の血痕を追い探す。もし犯人確保したら早々にここを撤退。兵隊さんらが来てるからね。
・尾形は櫓の中で狙われないように頭を下げて撃たれた自分の小銃を見るがどうやら撃針が破損したようで。この状態では銃は使えない。
→撃針とは?弾が発射されるメカニズム参照
(実包の後ろの雷管を撃針が叩くことで火薬が燃焼されて弾が発砲なのだが…撃針壊れたら銃撃てないらしいぞ 間違ってたらごめんね)
・櫓に壊れた小銃を置いて宇佐美の落とした38を取りに行くが手練れの狙撃手に狙われるのでおそらくそこらにいた貧民男性に小銭2枚ほど渡して自分の外套を着せて銃を取りに行かせたがやはり頭部命中された男性。倒れたときに小銭が悲しげに転がる…その隙に尾形は宇佐美の小銃を奪い建物内に身を潜めた。興奮してるのかヴァシリがフンフンと鼻息もらす?
・二階堂、月島、鯉登、杉元はビールで泥酔中。ビール瓶で殴ろうにも月島に当たる鯉登。ぐだぐだですやん。杉元はアシリパさーんと呼びつつアシリパ捜しに何とか歩き出す。
濡れた杉元の30年式。いつか尾形に馬鹿にされたのを思い出したのだろうか、(姉畑しとんDVD付新刊発売ついで?)今度はしっかりと小銃の水を口でブーって出した様子。酔ってるのに凄いね。
・アイヌの遺品から金貨が見つかった、模様からのっぺらぼうの作ったものだろう、鶴見中尉なら知っている、親父さんが本当にアイヌを殺したかどうか教えてやるからついてこいと説得する菊田特務曹長。小賢しい小娘はそんな文句にはなびかない。
「アチャの汚名返上することよりもアチャから託されたアイヌの未来を優先させる」
「金塊を放棄しなければお前の周りの人間はみんな殺されるんだぞッ」
「いまさらそんな話か!」(杉元と自分の歩く姿のカット挿入)
・背後から宇佐美の手が伸びる…が門倉が宇佐美の足を掴み阻止。嬢ちゃん逃げろ!捕まったら困る!逃げるアシリパ。
宇佐美は このアバズレ!と言いながら門倉を刺そうとする。アバズレて…
転がる門倉に巻き込まれる菊田。逃げる門倉。なんで俺ばっかり追いかけるんだ!なんででしょうね宇佐美。殺したいんでしょうね。
追う菊田、アシリパの放つ矢に阻まれなかなか近づけない。
・工場内に逃げ込んだジャックは銃で撃たれ血痕が垂れている。土方組が嗅ぎまわる。そこにアシリパを見つけるジャック。
以上です。
ざっくり言うと…犯人確保はまだまだです。尾形が主人公です。アシリパがよくわからんことを言っています。
刺青囚人ジャックと上エ地は空気です。もう要らんやん。来週あたり何かしてくれるんだろうか。(期待薄)
尾形は悪霊めが、と言って櫓を去ります…やはり尾形には見えているのかな、勇作さんを。自分を助けるために現れたのか?そんなお人好しじゃあないだろう、と尾形は言いますが…
樺太で現れた勇作さんは死にそうな兄を寒くないですかと気遣い、冥府に送るような形だった。現地の少数民族のお祓いのおかげで悪霊退散したかと思われたが…北海道に戻ってきてアシリパ?なのか人を撃とうと構えた時、また勇作さんが現れた。そして今回は尾形が撃たれそうな時に現れた。これはどういうことなのか。
樺太で、血が流れる勇作は悪いほうの勇作だとしてお祓いされていなくなったと。
北海道に現れた勇作は顔は見えないがもしかしたら血が出てない勇作で善の勇作なのかなと。兄を道連れにともにあの世へ一緒にいたい勇作はいなくなり、今は兄の無事と不殺への願望をもっているのか。不殺で「偶像」であった自分のように兄もそうあって欲しいのか。
特に同じ偶像であるアシリパへは撃たせないようにしているのか。
旅順で
罪悪感を感じない人はいない、兄様はけして…とかなんとか言ってたなあ、勇作さん。
・・・ゴールデンカムイの様々なキャラやお話の中でも尾形のストーリーは特別ですね。何にでも解釈できるし想像しちゃうし薄い本もできちゃう。一番妄想を掻き立てられる存在。
そういう存在は主人公の杉元であってほしいのに。ナーーーーイ!杉元には語れる物語が少なーーーーーい!チュピィイイイ!
作者の中ではまだまだ尾形ストーリーが隠されていると思います。
鶴見中尉との出会い、軍人になった経緯など知りたいことがあります。いつか披露してくれることを祈ります。
さて、今回のアシリパですが…
なんかアシリパの言ってることが矛盾してるように感じました。まあ、菊田の誘い文句になびかないように意地を張ったといえばそうなんですけども…父親がアイヌ殺ししたかどうかの真相ってアシリパ自身知りたかったんじゃないの?なのに父親の汚名返上よりもアイヌの未来…て。そこまでいうかね。
しかも金塊を放棄しないとお前の周りの者が殺されると言われ、今更そんな話か…とか言うし。いまさらて。
アシリパにとって死んでほしくないのはただ一人、杉元だろう。
金塊争奪の為に犠牲になるものが出てきてもいいのかと問うたのになあ。杉元と過去にそれについて話し合ったからもういいんだ的なことなんだろうか。これについては私は納得してませんよ。まだもやもやしてます。血みどろの戦いで誰か近い人が死んでもアシリパ自身が誰かを殺してもそれでいいと本気でこの娘は思っているのだろうか。食うため身の安全の為たくさんの動物の命を奪ってきたアシリパだが果たして人間の命は奪えるのか?
最初の相棒の契約で知恵はアシリパで手を汚すのは(殺人)杉元。
その後金塊争奪戦でアシリパ自身も地獄に落ちる覚悟だと。(杉元の為に)
・・・なんかここらへんは曖昧だな。結局人殺しはしたくないんでしょアシリパは。
色々考えてたらお腹空いてきたし思考回路が滞ったのでここまでにします。
(´;ω;`)ウッ…ハラヘッタ
ゴールデンカムイは樺太編から話が大きくなり色々な方向へ広がり収拾が難しくなってきてるのかもしれません。広がりすぎて矛盾も生じてくるでしょう。金塊やら囚人や刺青人皮の空気感ヤバいですね。
amazonの23巻レビュー星5がたくさんで違和感覚えます。宇佐美の過去で★5…
ゴールデンカムイという漫画の目的は金塊争奪戦デス…death…(小声
ではまた。
↓おまけ。
もしも杉元がアシリパに出会えたらビール臭くて近寄るなとか言われそう
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