金カム266話小指の骨。
※色々文句書いてます。注意です。
BSプレミアムで映画「ドクトルジバゴ」(’65)を見ました。最初からではなく途中からですが。(見る予定は無かったがなんとなく見入ってしまった)
内容はwikiを見て頂くとわかりやすいです。ロシアが舞台で、詩人であり医師の男の生涯と戦争やロシア革命に翻弄されるお話ですが男の不倫話でもあります。ええ。あとロシアなだけに極寒の描写が多くてついには氷のお屋敷も出てきてファンタジー。
主人公のユーリよりも義兄のほうが私は好きだな。義兄は共産党員、のちに将軍と言う立場で表情は厳しいけど家族には優しく最後はユーリと愛人との娘を捜し出して協力する、と。なんかとてもイイ人なんでしょうね。
この映画に見入った理由としては話もいいんですがロシア革命、パルチザンなどゴールデンカムイを思い出させる要素があったので。ヴァシリの着用する軍装まんまのロシア軍のシーンとか。フフッ
でもロシア制作の映画ではないので全編英語です。まあ、仕方ないか。ロシアっぽいスラブ系俳優を集めたんだろうなあ。知らんけど。つくづく共産主義おっかないて思います。
えっと…266話の感想でしたね。
★ざっくりとしたあらすじ
・ウラジオストクは極東を支配せよと言う意味らしい。
一年中使える凍らない軍港らしく占領するには必要不可欠と中央には伝えていると鶴見少尉(当時)は月島に言う。(二人はなぜこの地にいるんだろうな)
現地の老人が日本人の月島を見つけハセガワという男を知っているかと尋ねる。6年前に行方不明、妻と娘の遺体が…
鶴見は焼け跡の写真館を見つめていた。ハセガワは鶴見の母方の苗字らしい。鶴見の墓参りに同行した月島は記憶がいいな。新潟ではよくある名前だと鶴見は言うが。
・約50年前、幕府に対抗するため一部のアイヌは金塊を用意した。ロシア海軍大佐から武器弾薬などを軍から横流ししてもらうため取引を行おうとしてたがその軍艦が大佐もろとも海に消えてしまった。客船と衝突したらしい。
アイヌの金塊は宙に浮いた。ウイルクはその情報を掴み北海道へ渡る。金塊を求めて。
・亜港監獄でユルバルスと手紙の交換をしていたソフィア。そこには何が書かれていたのか。北海道では何が起きていたのか。
監獄では鞭打ちを受けても一切口を割らなかったゴールデンハント。
鶴見は持っていた妻子の骨を手で鳴らしながらソフィアに向けて問う。
あなたたちが私たちの元へ来なければ妻と子は殺されずに済んだかもしれない…
あの日から頭から消えなかった母と子の事。女としての幸せは要らないと放棄したあの日。
ソフィアの目からあふれる涙。
手紙…ウイルク変わっていった、アシリパ生まれたから
・鍵穴から見ている月島、鯉登は青筋立てながら聞いている。
中尉の目的は個人的な弔いの為なのか?
・杉元、白石は鯉登少尉の姿を見かけていた。しかし武力の少ないままでは突入しても教会の中にどれくらいの軍人がいるのかわからないため土方たちを連れてこようと提案。動かす宣伝車が電柱にぶつかり勢いで二人はボウタロウのように飛び出した…(笑うところ 私は笑えなかった)
以上です。
網走でウイルクを殺して樺太でキロランケを殺して…真相を知るものを次々と消していくのは連載を長引かせるためなのかな。凄く回りくどい。
それにしては終盤の刺青囚人らをあっさり終わらすし‥刺青不要論が出てくるし。
やっとアシリパを奪還して鶴見と引き合わせても逃げられて
またアシリパ連れ去られてやっと鶴見と再会。←イマココ
月島と鯉登の仲は信じる信じないの押し問答。
一時は杉元とアシリパの殺す殺さない問答。
もしかして作者は迷走してますか?
ソフィアと言う豪傑キャラ出たとき、ああ、長引くわ…と思いました。
どんな手段であれ鶴見さんはソフィアからキロランケが書いた情報を喋らすだろう。なんの情報?何を聞きたいのかな。金塊の場所や刺青暗号ならアシリパに聞けばよいが。アシリパに向けてのソフィアへの心理的攻撃なのかな。
そのアシリパの表情は誘拐されて捕縛されてんのにいっつも同じ表情でパッチリの目で輝いている。…まあ、親ウイルクと同じ無表情顔と言うのかな。しかめっつらとか不安な顔しないんだね。不思議な描写だ。
月島の怒りはよくわかりません。私怨でこれだけの軍隊を率いて個人の人生を懐柔して目的は妻と子の復讐心かと思ってるみたいですが…。鶴見の目的はまだ謎でしょう。
ボウタロウ情報で聞かされた場所へ早く行ってくれ杉白…コタンかい?
尾形とヴァシリは何してるの?
杉と菊田の過去は?
最後の杉石の飛び出し要る?
ところで冒頭の映画「ドクトルジバゴ」の中で民衆と兵士や軍幹部らがもめるシーンで将校らが撃たれて死んじゃいます。その死んじゃった将校からコートやブーツを脱がし持って行った民衆を見てアッ…と思いました。杉さんもそうやって持って行ったのかな。
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