金カム267話断絶。
※回想シーンは長くなる話ですね。
こんにちは。
寒すぎて朝起きるのが苦です。遅刻しました。早く春来て!
★ざっくりとしたあらすじ
表紙は265話の長谷川家族絵と同じ構図のウイルク家族絵。
・監獄にいるソフィアへ ソフィアと別れて北海道に着いてからの今の現状を手紙に書くキロランケ。隣に毛皮の帽子かぶった尾形がいるのがじわる。
「アシリパに聞かせるのはまだ早いので手紙でソフィアに伝えておく」らしい。
・北海道へ渡ったキロとウイルクは別れアイヌで暮らし埋蔵金情報を集める段取りだった。
・やがてウイルクはアイヌと結婚、アシリパが生まれた。
今まで見たことも無い優しい顔だったウイルク。
・数年後 山の中に一人で暮らしていた老人が見つかる。キムシプという。約50年前に砂金を集めロシアから武器を買おうとしたアイヌの一人で埋蔵金の在り処を知る人物。
明治35年同じころ鶴見たち(菊田宇佐美月島尾形)もその情報を把握していた。
・ウイルク含む7人のアイヌの男たちはその老人を捜しに行く。
キロランケはなぜ俺を呼ばない?とウイルクに問う。
ウイルク曰く…計画は変更すべきだ、少数民族だけで極東連邦を帝政ロシアから守るには広すぎる。海に囲まれた北海道だけで独立、守りを固めたほうがいいと考えを改めた。
アシリパに優しく説明する鶴見。アムール川流域の多様な少数民族が住む極東ロシアと樺太島、北海道。これらを独立させ一つの国として掲げているのが「極東連邦」(ソフィアやキロの考え)
ウィルクは北海道だけを独立、海に囲まれた北海道は攻められにくい。地続きの大陸では隣国から侵略される。
北海道以外の少数民族(樺太、ロシア極東)の希望者は北海道に移住したらいい。
・キロ「ウィルタ民族は温かい北海道では飼えないトナカイをどうやって文化を守って行けと言うんだ。」
ウイルク「移民は希望者だ。」
キ「北海道は俺達には関係なかったのにお前は愛する家族が出来てここが故郷になってしまったんだ」
建前と本音の違いだけでどちらも嘘ではない、と鶴見。
扉の向こう、静かに聞いている月島。
ソフィアはロシアで俺たちを待っているのに!とキロとウイルクは殴り合い喧嘩に。
キロランケニシパがそこまで怒るのはソフィアが好きだったからとアシリパは言う。
(キロの最期の言葉がソフィアの名前)
ウィルクはそれを知ってるからキロを遠ざけた
悲しい顔のソフィア。
・昔の合理的なウィルクなら目的を阻むものは殺してきたのにキロを生かしたまま立ち去ったウイルク。キロは両腕を木にくくり付けられた。
「俺が愛していたころのウィルクではなくなった」
キロの険しい表情。
以上です。
キロランケとウイルクが袂を分かつ理由がつづられてましたね。
合理的な行動力を持つキレたナイフのウィルクはアイヌの家族を持ったがために考えが変わって北海道を守る考えになっちまった。
アイヌの埋蔵金もアイヌの為に使おうと思ったんだろう。
土方が思い描く理想、北海道を一つの国としてどうこうすることに近いんだろう。
キロランケの気持ちもわかる。極東連邦を作るためにウイルクについてきたのに愛するソフィアが待っているのに…計画変更だ。だって。埋蔵金の情報が出たのにキロには黙っていたウイルク…。なんの為にニホンゴ習って関係ない人の妻子失ってゆかりもない北海道へ渡ったんだよ。
この頃のキロちゃんは感情がむき出しだったね。今では考えられない。
ウイルクがキロランケを遠ざけたのはソフィアを思い出すからなのか。
アイヌ7人衆に有古さんのパパがいましたね。
さて、殺したのは誰でしょう。今のところキロちゃんが有力ですが樺太でのしくじりを見ると全員殺すだろうか?と思うし…ウイルクの顔を焼いたあたりはキロちゃんぽい感じはするね。
個人的には鶴見組が7人に何かしたんだろなとは思う。マキリを収集したのは鶴見ってなってるし。
それにしても鶴見さんのアシリパに対する接しかたが優しい。もしも自分の娘が生きていたらいくつになってるだろう。
今回もなかなか長引くお話ですね。ウイルクの裏切り、キロの怒り、アイヌ7人埋蔵金…
次回はもうちょっとテンポ早めで展開してほしいかな。
回想シーンはどこまでやってくれるんだろうか。肝心なところで邪魔が入ってきそうではある。杉と白とかね。
いっそのこと全員この教会に集めて種明かし披露してくれよ。
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