金カム292話函館湾海戦。
※世界中の山猫ちゃんファンの皆様おまたせしすぎました。やっとご登場です(ちょっとだけ)杉さんも最後に出ます。
・東口では兵士たちが橋を渡ろうとするがゲリラの攻撃に(機関銃など)圧(お)されていた。さらに手投げ弾をソフィアが投擲。
・鯉登パパ率いる海軍。マンスールたちによって被弾した軍艦3隻炎上中。残るはパパが乗る船「電(イナヅマ)」。函館山に砲弾を撃ちこむ。
函館山のマンスールたちに軍の艦砲射撃が当たる。
・暗闇背景の尾形、この戦況を見ている。「土方たちは籠城戦に持ちこたえられるのかな?」「政府が破棄したがってる土地の権利書が本当に存在しているとして持っているのはアシリパだろう」
「こんな騒ぎの中でも一発撃てば俺の居場所を特定してくるだろうか?うん…あのロシア兵なら」 っていう尾形の心の声で2ページありがとうございます。
・砲弾にやられて各々怪我しているがキラウシはやり返そうと発奮する。よろけてるマンスールに角度を見させて何とか発砲。実はキラウシは権利書が見つかって手にするアシリパの後ろで喜んでいたのだった。彼にとっても同じアイヌとして希望があったのだろう。
何とか撃った砲弾は見事「電」に被弾。すぐに撃ち返せとの命令で艦砲射撃。またマンスールたちに着弾。今度は大砲のあたりだ。そばにいたマンスールやキラウシは気を失ったかもしれない。あるいは…。
一方、炎上する電の鯉登パパ上は息子の名を心の中で呼び、操縦室内で水があふれる中、気丈にも前を見ている…これは沈んでいくのか?
・その頃五稜郭で戦う息子音之進はお得意の自顕流でロシア人の頭を3等分ばりに斬っていた。陸からふと海のほうに目をやる鯉登。大きな煙が見える。心配する顔だ。
後ろでは月島がゲリラに追い打ちかけていた。
・合図を待っていた二階堂が鶴見の掲げる左手を見つけ「合図だ!」稜堡の片翼を制圧。
橋の下の堀をつたってやってくる兵士たち。中へ入ってくる!
塀を曲がったそこには張り付いて待っていた杉元が兵士の顔面を銃剣で刺す!
以上です。
毎度おなじみ尾形が出たってことは次回休載です。
休載前と後に尾形が出てくるのはもうデフォなんすね。尾形は客寄せパンダ(熊猫)扱いだ。
で、その尾形は何処に隠れているのかは内緒です。背景黒いのでどこなんでしょうね。
↑の絵はしまっちゃうおじさんです。おがたがしまわれている。妄想。
一応双眼鏡持ってやや下を見てるようなので建物2階か木の上かちょっと高めのところにいるんでしょうな。ヴァシリは座っているので低いところかな。
尾形は権利書のことをどこで知ったのか。中央で言われたのか、永倉と鶴見の会話を聞いて知ったのかどっちだろう。でも「権利書の破棄」と言っているからやはり中央から頼まれた可能性大…アシリパが持っているだろうと踏んでいるからアシリパはやはり射程圏内なのかな。樺太で殺しそうになっていたがなぜそういう行動に出たんだろう。アシリパいなかったら暗号わからないままで金塊の居所も謎のままだったのにあの時なぜ尾形は殺そうとしたのか。
あの時の尾形はちょっと自暴自棄になっていて精神的にも追い詰められたし、何よりもアシリパが勇作さんと重なったからもう一度殺してやろうと思ったんだろうと私は思うんですが。
今の尾形は精神状態は冷静だと思います。分析してるし。
さて権利書奪うためには誰もかれも殺してしまっても良いじゃないですかね、尾形としては。土方だろうと鶴見だろうと。だってこれ、哀しいけど戦争なのよね(スレッガー中尉名言)
ヴァシリは尾形撃てばそれでいいのです。もしも尾形殺したらロシアに帰るんだろうか。ヴァシリの処遇ーーー謎。
次、キラウシ。彼は出稼ぎでやってきてなぜかずっと土方グループにいますけど帰らなくていいの?なかなか存在意義と言うかなんでここまで巻き込まれているんだろうと不思議な存在でした。一応彼も狩りなどで小銃は扱えるし戦えないわけではないけど。
アイヌの土地権利書は彼にとっても大きなことで未来的にも喜ばしい希望だったんだろう。
だからあの小さなアシリパが頑張っているので自分もとどこかで思ったのかなあ。(個人的感想です)最後の大砲も命がけでやったんだろう。マンスール大丈夫か?
大砲グループはみな生きていると思いたい。
次、鯉登パパ。船4隻のうち全船被弾炎上という海軍としてはなんでやねんな事に。
しかも函館山の一台の大砲で。まあ、山から見たら軍艦はよく見えるし良い的ですよ。
最後に操舵室から水が入ってきて洪水の渦の中でパパ上が息子のいる方角を見ている感じですが映画タイタニックみたいだなーって思いました。確かタイタニックの船長さんもあんな感じで最後は窓ガラス砕けて水がわーって入ってきたかな?(おぼろげ記憶)
パパ上は生きていると思いたい。
樺太で尾形曰く日露戦争延長戦だ、とか言ってましたがそれは個人と個人の戦いだと思っていた。(スナ対決)あの延長戦と言う言葉はもしかして今の五稜郭戦をも指しているのかな。
アイヌの金塊と権利書を巡って第七師団の鶴見軍団と民間人とロシアンゲリラの戦い…大きくなり過ぎじゃないか。最後は五稜郭で軍艦4隻持ってきてドンパチして陸海とも犠牲者たくさん出して…北海道内乱ですよね。
一応軍の中央からの命令だとしても大きくなり過ぎじゃないですかね…。
日露を勝ってきた鯉登パパがこんなんで死ぬだろうか。日露を勝ち抜いた生きてこられた兵士たちがなんでこんな民間ので犠牲になっていくんだろう。ロシアンゲリラたちもなんではるばる海を渡ってソフィアを筆頭に戦っているんだろう。
全ては金塊のせい…人間の欲望…
金塊争奪戦というのは隠密で動くものだと思ったんだが違ったようだ。
最期だからとド派手にやらかしすぎなんだよ…漫画ファンタジーだからいいのか…
以前も書きましたが戦争描写てーのは面白くないんです。ただ、犠牲者が出るだけ。死ぬだけ。確かインカラマッちゃんが網走で言ってたね、アシリパを巡って殺し合いになる。
最後に杉元がさっそく出会い頭に兵士を刺し殺してますね。
なんちゅうか…もとは同じ兵士同士が今は殺し合いですよ…退役したとしても元は軍人の杉元ヨ。この漫画始まった時から杉元はためらいなく兵士だろうと殺しますけども…最後まで殺すんですね。戦争であんなに苦しんだのに。
・・・なんかだんだんよくわからなくなってきました。お金コワイ
※個人の感想です。
↓関係ないですが小学生でもわかる歴史シリーズが好きでいつも見ているんですが、日本がどのようにして大日本帝国になって戦争して今になったのか&ソ連の北海道取っちゃうぞ的なヤバイ歴史がうまく説明されているのでよろしかったら見てみてください
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