金カム295話ふたり。

※お話がグロイから閲覧注意な 先生注意したぞ




二階堂の散弾銃は杉元の頬を耳をマフラーをかすった。杉元の咄嗟の回避でかすった程度で済んだんだろう。痛覚があるので一瞬痛がってのけぞるもすぐに二階堂に反撃、左肩を銃剣で貫通。

・「テメエだけは許さねえ~」

「杉元をバラバラにしてまた俺たちはふたりに戻る」この台詞の絵には殺した杉元の顔に二階堂のひっぺがした顔の皮が縫い付けられ杉元の片足、片腕が二階堂の腕、足につけられ、義足義手は杉元につけられている。杉元を亡き双子の片割れとしている。地獄。

「ねえ浩平 ミカン食べる?」浩平は自分の名前なのに?浩平は洋平になりきっている?

そして洋平を返せと叫ぶ浩平。

その答えに杉元さんはごちゃごちゃうるっせいな!殺し合いだろうがよ!(かっこいい


・二階堂の後ろからやってきた兵士の顔面に剣付き小銃を投げ込む杉元。義足の銃をぶっぱなそうとする二階堂の足を捕まえて他の兵士に撃つ。

義手からの箸を出す二階堂、落ちてる小銃を掴む杉元、お箸が杉元の喉と顎にブッ刺さる、付け剣小銃で二階堂の腹を貫通。


・函館湾では炎上した艦から小舟に助けてもらう水兵の姿。鯉登司令官は退艦せず「艦に残る」と。


・かつて誘拐されて監禁されていた場所で鯉登少尉は古びた月寒あんぱんを見つけた。

「月寒あんぱんのひとがついた甘い嘘…」少尉は語りだす。

私達親子が出した選択だからどうなっても受け入れる、だがこの戦で何も得られなかったら。

部下たちを中央から守るため…いや、あなたから守るために私は…!

ずっと悩んできた少尉の決断である。

鶴見の答えはあっさりしたものだった。「いいだろう殺しなさい」

どのような汚名でつるし上げられようとも地獄の底にいれば聞こえんだろう。立派に成長した鯉登少尉になら後を任せられる。


「行くぞ月島」 部下を促す少尉。ついて行こうとする月島に「月島…私の味方はもうお前だけになってしまったな?」暗く淀んだ鶴見。ぎょっとする月島。

建物から出た少尉。振り返るが月島はついてこない。・・・。


・二階堂。「よくも俺の兄弟を…浩平の体を返せ!」洋平の気持ちになっているようだ。

腹に刺さった付け剣小銃をぐるぐると回転する杉元。銃剣がバキバキと音を立てる。(骨を砕く音か)「兄弟仲良く地獄で待ってろ」そう杉元が叫んだ刹那、二階堂の手が何かのひもを抜いた。杉元の腕を掴んで「ぶっ飛ぼうぜ杉元!」 二階堂の股間に手りゅう弾の円筒が。さっきのひもは安全ピンだったようだ。

シュウウウと音を立てる手りゅう弾。急いで杉元はゲリラが掘った穴に走り二階堂を投げ込む。そう、投げ込んだのだ。その穴の中で爆発、爆圧で腹に刺さった銃剣が(刃が上を向いていたらしい)二階堂の上半身を縦真っ二つにしてしまった。二つに割れた体、互いに向き合った二つの顔を互いに見て「おや?やあ浩平、やあ洋平」とようやく会えた兄弟と手を握る。

「また会えたね もう二度と会えないかと」

大きな爆発音で双子の二階堂はふっとんだ。

それを背にした杉元。目が光る杉元。デビルマンか。


以上です。

大いなるニカイダーフィナーレでした。なんだこれ。



二階堂双子は最初からおかしな兄弟でした。杉元の言動がはっぱをかけた感じですけどそれにしても執拗な双子でした。杉元的には「生きる」ために洋平を殺したわけで。残された浩平は尾形と一緒に脱走するけど羆に片耳と頭皮剥かれて鶴見に連れ戻されて罰として耳を削がれて…土方には片足(右足)斬られて杉元(再戦)には片腕失って…心ともども病んでる時に有坂閣下による薬漬けにされてハイになって、でも腕にお箸入れと義足に散弾銃仕込んでくれたしなかなかのニカイダーでした。よくわからん。


二階堂浩平君の願いと言うのは杉元をバラバラにして亡き兄弟の代わりにすることだったんでしょうか。杉元の亡骸に顔の皮、義手義足を取り付けたところを見ると浩平は「亡き洋平 」の姿になっていて浩平は「亡き杉元」になっています。

作中で浩平の義足は左足になっています。本当は右足なのに。

二階堂浩平の中では洋平と常に一緒なのでこういう表現になったのかな。


爆弾でふたつに分かれた断面図は病院の検査機器MRIかと思いました。

MRIはね…強力な磁場で検査して人の断面を診るんですね…詳しくはググってね。

一回検査受けたことあるんですけど見事な断面図でした。ヒエッ

あとはゲームのサイコブレイクとかサイレントヒルとか思い出しました。グロイ。

しかしまあ、よくこんな結末を考えたものです。吐きながら漫画描いてますねこれ。

(最初の頃の金カムはグロオンパレードでしたね)

↑爆風を後ろ背に描きました。きたねえ花火だぜ…


・・・二階堂兄弟は最初から最後まで狂気でした。

最後に再会してよかったですね(棒



鯉登少尉ですが

お父上は生きていると思うんですけど。金塊戦争でこんなんで亡くなるのは腑に落ちない。日露を生き抜いた人がこんなんで…。

息子の音之進ですが…ここにきて態度を翻したね。父を思い命を失うかもしれない涙を流して怖かった誘拐事件…真相を知ってまで、このまま鶴見に従い続けるのか。

正直やっとか、と思いました。鶴見を裏切るシーンをここに持ってきたのか…。長かったなあ。

しかし月島はどう出るだろう。少尉について行けばいいけど鶴見によって動かされた命なので…悩ましいなあ。

その鶴見の側近はとうとう月島だけになった。宇佐美、菊田、尾形(生きてるけど)と次々失って。鶴見の最後はノラ坊だと菊田が言ってたけど本当になるだろうかな。


鶴見は死ぬ前に土方との因縁を明かしてほしい。なぜ鶴見の家は栄枯盛衰なのか。


終盤なので主要キャラは雑に葬ってほしくない。色々明かしてもらってほしい。


ところで谷垣さんはアシリパをばあさんとこに戻さないといけないから最後に登場したりしてな!(期待


杉元さんは不動の不死身の人なので二階堂ごときにやられてはいけないんですよ!

主人公なので!男前なので!カッコいいので!(うるせえ


本日の名言

ごちゃごちゃうるっせえな!殺し合いだろうがよ!!
兄弟仲良く地獄で待ってろ!


うるせえ兄弟だったよね。カッコよくて涙出そう

二階堂を描いた絵を探したらこういうのしかなかった。

宇佐美ぇ…

カシス's Ownd

自由気ままに描いたゴールデンカムイ等の二次創作掲載。※無断で転載盗作等お断りします。

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