金カム 183話感想。
※うろ覚え、ネタバレ、絵は私のイメージ画です。
アニメもヤンジャン本誌のほうも佳境に入っているように思えます。
今週は…やっと核心に近づいてきたのでは?と思っちゃう展開です。
アシリパはウィルクと狩りをしたことを思い出す。
小熊を見てあれも殺すのかとウィルクに聞く。
間違った情けや優しさは弱さにもなる、弱いものは負けて喰われる。
自然の中で狩りをして生きていくことは非情でなければならない。さもなければこちらが死ぬことになる。
ウィルクという人はどんな人物なのか。
ポーランド人の父と樺太アイヌの母の間に生まれた。
幼いころに森の中で傷ついた一匹の狼を見つけた。
ウィルクは毎日その狼を見に行った。
やがて狼は回復し。群れの中へ帰って行ったと思った…が、
狼の仲間に殺されてしまった。
役に立たないものは群れの中へ入れない狼の掟らしい。
死んだ狼の皮を剥いでウィルクはそれで遊んでいた。
ウィルクの父親は息子のその様子を見てこの子の名前は
「ウィルク」(ポーランド語で狼)と名付けた。
ソフィアたちと行動を共にしたある日、秘密警察に追われ森の中へ逃げ込んだ。
仲間の一人が息も絶え絶えに重傷を負った。そのうち見つかると思ったウィルクは重傷の仲間の声を消すようにのどをナイフで静かに掻き切った。平然とした顔で。
このようにすべてを合理的に考え、最短で事を済ませるウィルク。あれこれ戸惑い迷うことがない。その様にキロランケも信頼し愛していたという。
まさに「狼」のようだと。
以前、テレビで狼の群れの暮らしを追ったドキュメントを見ました。
小さな群れのボスが傷つくとすぐさま別の群れが襲いに来たり弱ったボスを排除しようと迫ってきます。容赦ないです。群れ同士で縄張り争いがあったり…。
群れは大体血縁関係らしい。ボスは確かメスで…ボスの座を降りずに頑張って群れを率いていたと思います…朧気の記憶で申し訳ない…。
逞しく美しく…狼はカッコいいなあと思いました。
昔テレビアニメでウルフズレインという狼たちのお話がありまして。
狼の姿をしているが人間の姿も持っている。仲間たちとともに「楽園」を目指し生きていく。儚い運命と共に…。
大好きなアニメです。ボンズ制作。綺麗なんですよね…。狼の描写が美しい。
最後はテレビではなくOVAだったかなあ。
話それました。
後にウィルクは北海道アイヌの女性と結婚し、妻から名前を授かる。
「ホロケウオシコニ」(狼に追いつく)
ソフィアのウィルクの名の由来の話でアシリパは思い出していた。
妻がウィルクに与えた名前はアシリパにだけ教える、忘れるな、と。
…。
最初の刺青囚人をスケッチした時、漢字が読めなくて杉元に聞いたことがあった。
「迂回の”う”だよ。」
他の囚人の刺青の文字…どれも漢字が彫られていた…。
ウィルクの名が関係するのか…??
「!!」
何かに気づいた様子のアシリパ。
その様子をいち早く見ていた尾形。
今回の尾形の表情はホラーです。…こあい…。
想えば尾形はいちいちアシリパの様子を気にしていました。
ソフィアと初対面の時や(キロ叩かれたり
金塊が見つかったとして…って意見を言ったとき
監獄の壁を壊すとき…
常にアシリパのそばにいて一挙手一投足を見逃さないように…見張っていたというか。
不信感を与えてはいけない。彼女が思い出すまで待つんだ。といつかキロが言ったように尾形も待っていた。思い出すのを。金塊の暗号を。
尾形の目的は何でしょうね。彼の目的だけは頑なに秘密なのはどうしてでしょうか。
…鶴見中尉と繋がってるのかな。それとも…別の誰かの使命があるのかな。
まだ明かされないとはよほど…大きな問題なんでしょう。
今週号読んだネットの方々を見ると尾形が来週あたりアシリパさんを連れてっちゃいそう…と。
…もし連れ出したら白石もついていくと思う。でもまあ、まだこのままのメンバーでロシアに着くまで一緒だと思うけど。
そうそう、流氷の上を狼の群れが歩いていましたね。
尾形が銃を取り出し狼はこちらに近づくか?と警戒。キロがそれはないと。
狼出てきたし…何か意味があるよねこれ。
虎ちゃんはどうしてるのかな。
ということで以上です。
来週が楽しみ…いや、気になる!!!
※間違っていたらすみません!
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