嗤う…金カム196話感想。

※ネタバレ、うろ覚え絵と文、今回はいいぞ。



お久しぶりです。

本誌2週お休みの間、寂しかったなあ。

このサイトも何か更新しようかなと思ったんですが私もちょっとお休みしようと思って更新しませんでした。まあ、色々忙しかったので。

2週ぶりに再開した本誌ですが…いやあ、内容が濃かった。

先遣隊、重傷尾形の様子、医者、登別の様子・・・。

やはり主人公が出ないとね!テンションが違いますよね、読む側も。


冒頭から杉元がニヴフ族が作った魚の皮で作った帽子をかわいくかぶってます。

…「杉元はヒロイン」説は本当か。

杉元はスイッチ、心の切り替えが早いです。こういう和み乙女、真面目、…キラーマシンと。全ては生き残るために備わったものなんでしょうけど。悲しいかな…。


ニヴフの作るお菓子「モス」もす!ww

ググって見てみました。モス。様々な木苺と鮭の内皮のゼラチンで固めたって書いてたり、地域によってはトナカイ乳を入れたり(まろやかな味になるとか)…。

基本は漫画の通り魚の皮のゼラチン、ベリー(コケモモとか)、アザラシ油で作るとか。

コケモモはリンゴンベリーと呼ばれ赤い果実が特徴。ジャムやジュースになってるとか。食べてみたい。

でもモスは作るのに半日かかるとか書いてたけど…杉元さんたちは待ってたんかね。


そんなモスに反応した鯉登少尉が笑 もす!の父上を思い出して微笑んでる姿が可愛かったですね…良い家族に、恵まれた環境で育ったのかなって。でもこういう環境で育った子息ですが目の色は真っ黒。光点はないのですよ。少尉殿も何か過去に暗い何かがあったのかな。


ケガで動けない軍曹に無理やりモスを顔面に載せるさまは酷い笑


不幸があった月島の過去。一方父や鶴見に良い報告ができると無邪気に喜ぶ少尉。


そんなキャッキャしてるなか、傍らには重傷の尾形。…眼球切開摘出してからどれくらい経過したのか。顔はやせ細り摘出した目の周囲はくぼみができている。清潔とは言えない包帯、綿。時間の流れはわからないが本当ならすぐさま医者に行かないといけない状態なはず。

思えば尾形は元から肌色は良くはなく(青白いほう)戦争を生き残る生命力はあるが杉元との戦闘で重傷を負い、(腕骨折、後頭部殴打、顎骨折、極寒の川に…)、坑道でガス爆発に巻き込まれ、ロシアンスナイパー対決の末、雪食いすぎで高熱、最後は少女の持ってた毒矢が片目をヒット…。

( ;∀;)何て言う人生や…。ほかのキャラも色々怪我してるけど尾形はちょっと多い。

先生、なんでですか。(色々身内をアレしたことの報いか)

頭部狙撃された杉さんが一番ヤバいけども。もしかして不死身設定は尾形も?なんて。


医者に来てもらおうと杉元は言うが金を出す側の少尉はなんでやねんてなりますよね。ただでさえ尾形とは仲が悪く泥棒猫は殺してしまえと思っているし。

でも軍曹も首を怪我しているしどっちにしろ医者の世話にはならないと。

しぶしぶ医者の元へ行って来てもらうように打診するが患者が多く手が回らないと一旦は断られるが杉元はほっといたら死ぬ、金なら鯉登少尉がたくさん出す(笑)と伝えるが・・・

日本語で話すから日本人とバレた。

「私は日露戦争へ行った」医者は言う。

それは衛生兵としてだろうか。わからないが。

話は早い、そう言って小銃を見せる杉元。

ここらへんは怖い描写でした。


それにしても先遣隊も密入国してたとは。そりゃあ、ロシア軍に通報されたら終わりですね。けが人多いし戦力低下してるし。狙撃手が重傷だし。

てっきり鶴見さんが何か忖度してたのかと思ったが…。



登別温泉では二階堂と宇佐美が療養中。鶴見に電報打った宇佐美。鶴見が登別に来るらしい。また叱られてしまう!くぱあ!…叱られるのが嬉しいのか何なのか。また顔に落書きされるのかな。


菊田特務曹長は有古を捜しに山へ。4日経っても消息不明。やっと見つけた菊田。有古はアイヌの自分の村にいた。菊田が来るのを待っていたらしい。

有古はなめした刺青人皮を差し出した。雪崩にのまれ亡くなったトニの皮だそうだ。山から死体を担いで降りるのは一苦労なのでその場で皮を剥いだ。正中線で途切れる刺青だったので獣の皮を剥ぐように剥いだと。宇佐美たちに手柄を横取りされないようにここにいた、と。

戦利品としてトニの銃は見つからず代わりにスカーフを渡す有古。それを首に巻く菊田。

…。鹵獲した拳銃も体に巻き付けて…なんかの映画であったなあ、戦利品や遺品を身に着ける人…。

鶴見に手土産っていうけど写し持ってるんじゃなかったっけ。

しかし、有古の持ってるトニと思われる刺青…なんか違う感じがするんだが。本当にトニの?


医者を無理やり金と銃で呼び寄せたのか単なる日本兵に興味あるからこの医師は来たのか不明だが、とりあえず軍曹や尾形を診察。しかし尾形は重傷なので清潔な病院で手術しないとダメだと。ダメだ、ここでやれ。と少尉。ロシア軍にばれたらしょうがないから。

しかし医師は強く言う。「彼を助けたいんだろう?」

助けたい…のは誰なのか。この中で尾形を助けたいと思ってる人は誰なのか。

おそらくいない。でも助けることによって救われる少女がいる。

病院に運ぼうと杉元は決心するが金を出すほうの少尉は止める。尾形には聞くことがあるから死なせない、と杉元。色々とね。


尾形を病院まで運ぶ。橇に括り付ける。スキー場で怪我人を運ぶときスノーモービルで運んでるの見たことありますがあんな感じだろうか。

こんなことまでしてやっても何かお返しはあるのか。

尾形を救ったとして改心して本当のことを話すか?少尉の意見は正当だ。

「救いたいのはあいつじゃねえ。」杉元はアシリパの為だと思ってこうまでしてやっている。でもアシリパと尾形の確執を話さない限り少尉たちは杉元を不審に思うだろう。

何か隠している。杉元は。

その時、尾形は嗤った。


次号、尾形、嗤う、と書いているので…なんか不安な予感。

笑う、ではなく嗤う。あざける、嘲笑するという意味だ。

救いたくないのに死んでも良かっただろうにお前は俺を救う。あの偶像の子供のために。

またもや生かされる尾形。

あの時、アシリパは毒矢の先を削り取らず尾形に向けていたが…半分は殺す気だったのかな。殺さない、とは言うけどさ、毒矢を向けたままだ。尾形が銃を持ってたからかな。

うーん…

  



ところで、

まとめサイトで見たんですが病院にヴァシリがいたら…っていうコメント見て、あ、それは面白い展開になりそう!て思い絵を描きました。↓

もしも赤ひげ先生の病院に国境警備隊のヴァシリさんが入院していたら…。

互いの顔を認識してたらヤヴァイですが果たして互いの顔を知っているのか尾形とヴァシリ。

ヴァシリは口を撃ち抜かれているので喋れるのかわからん…でも目は見えているはず。

二人の再会ってなると面白そう。

っていう妄想でした。てへ。


さて、今後の尾形は…ある程度回復したら先遣隊から逃亡するか否か。ロシア本土に行くか北海道に単独で戻るか。

早く尾形の真の目的が分かるといいけど無いわな。当分。


※間違ってたらごめんなさい文章ですた…ではまた。



カシス's Ownd

自由気ままに描いたゴールデンカムイ等の二次創作掲載。※無断で転載盗作等お断りします。

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